現役の消防士から、なりたい人へ ~消防士になるには、学力試験を突破せよ~

まずは宣伝です。

 

昨日の「119番の日」から11月15日までの一週間、

「秋季火災予防運動」が行われます。

広報活動等で騒がしくなり、ご迷惑をおかけしますが

ご理解とご協力のほどをよろしくお願いします。

 

以上、宣伝でした。

 

 

というわけで今日の本題です。

 

先日書いた記事の続きとなりますが、

現役の消防士から、なりたい人へのアドバイスです。

 

先日の記事はこちらです↓

現役の消防士から、なりたい人へ ~消防士になるには、試験を突破せよ~

 

先日は途中まで書いて終わってしまいましたので、

今日はもう少し細かく説明します。

 

今回は「学力試験」についてです。

 

あ、先に断っておきますが、

僕は採用試験に関わっている人間、

いわゆる人事の担当ではありません。

 

ですので、

「ここに書いてあることをやったのに不合格だった!」

とかの抗議は受け付けられませんのであしからず。

 

逆に合格したら、ご一報くださいませ。

お祝いします(勝手に)。

 

それではいきましょう。

 

 

1、学力試験

僕の所属する消防本部の採用試験では、学力試験は

「4択選択問題」

でした。

 

いわゆる

「~について、以下の選択肢から正しいものを選びなさい。」

のやつですね。

 

これの対策ですが、おすすめは

「問題集を1冊購入して、ひたすら解く」

です。

 

 

・・・はい、文句言いたそうですね。

「そんなの、誰でもやってるでしょ?」

とか。

 

でも僕は、これで1次試験の学力テストを通過しました。

 

「問題集を1冊購入して、ひたすら解く」

という言葉の真意が隠れています。

 

 

問題集を、「ただひたすら」解いてはだめです。

 

まずは、

「この問題が出たら、選択肢の正解・不正解を解説できるようになる」

レベルまで解いてください。

 

実際、4択問題の多くは、

「過去にどこかで出題されたものをいじっているだけ」

の問題だったりします。

 

例えば

「次の中から、ほ乳類でないものを選べ」

という問題。

 

違う問題集だと

「次の中から、ほ乳類に分類されるものを選べ」

になってたりするわけです。

 

選択肢が4つある問題とは、

「その問題に対する正解もしくは不正解の理由を

 たった1問で4つ学べる」

という意味である、と解釈できるんですね。

 

そう考えると、つまり

問題集は1冊購入すれば十分なんですよ。

 

で、この解き方に慣れていくと、

初めて見た問題でも、自分なりに対応できるようになります。

 

「この問題、求められている回答とは違うけど、

 この2つの選択肢は見たことあるな・・・。

 選択肢自体は、この問題だと正解じゃないな」

 

なんて判断できるようになると、

その問題はもはや4択ではなく、

2択問題です。

 

 

というわけで、改めて申し上げますが、

学力試験が4択の選択問題であれば、その対策は

「問題集を1冊購入して、ひたすら解く」

だけです。

 

ただし、解き方が重要。

しっかりやれば1回目で全部覚えて、

2回目には全部解説できるようになりますよ。

 

ちなみに僕は、SPIの問題集を2周半解きました。

更に言えば、2回受験し、2回とも学力試験は通過しています。

 

SPIの問題集でも大丈夫だと思いますので楽天さん とかで購入してもらえればと思います。

あ、2回受験したのには理由があります。

そちらは次回、「面接試験を突破せよ」編(仮)でお知らせする予定です。

 

 

では、今回はこの辺で。