チコちゃんに「サイコロの1の目が赤いのはわからない」って言われて、妙に納得したという話。

近頃連日のように火災と死者のニュースが報道されていますね。 いち消防人として、見てて悲しくなってしまいます。 たまたまこの記事を見た方々、是非とも火の用心を心がけてくださいね。

チコちゃんに叱られる!」は、昨年話題の番組です

さて、今日はテレビの話題から。

NHKで金曜夜に放送されている「チコちゃんに叱られる!」という番組があります。

昨年の紅白歌合戦にも出演した、人気キャラクターのチコちゃんが、知ったか振りの大人達にいろいろな事を質問し、答えられないと「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と5歳児が叱ってくれる、そんな教養バラエティー番組です。

また、レギュラーメンバーナインティナイン岡村隆史さんを迎えて、楽しくも勉強になる素敵な番組です。

何でも知ってて大人を叱りつけるチコちゃんにも、わからないことだってある

この番組の構成上、基本的にはチコちゃんからの質問に対しては、答えが用意されてます。 その答えが出てこないと、叱られるわけですから。

ところが先日の放送、事件が起きました。

「サイコロの目の1が赤いのは、わからない」

これがオンエアされている時間に、僕は皿を洗っていたので、このセリフを嫁さんから聞いたわけですが、これを見た嫁さんの感想はこちらでした。

「チコちゃん、ひどくない?わからないって何?」

まぁ笑いながらのコメントでしたが、少し納得がいっていないようでした。

まぁそうですよね。「答えを教えろ」って問いにに対して「わからない」って答えてますから。

もちろん、こういう編集になった理由はいろいろあると思います。 諸説あるようです、ちゃんと記録が残っていないようです、そもそも最初が何かわからない…など。

でも僕が今回、これを記事のネタにしたのは、そこではないんですよね。

作られた問題には答えがあるかもしれない。でも答えなんて、決められるものではなあた

例えば、「今日のお昼ご飯に、ラーメンを食べることは正しいですか?」という問題があったとします。

外は寒いし、先週の土曜日に食べてしばらく食べてないなぁ… という理由で、ラーメン食べたくなったりするんですよ。 それはある意味正解かもしれません。

でも、今食事療法中で、塩分を控えなきゃないのに食べようとしたら、不正解かもしれません。

例えば、「今日出会ったこの人と、結婚することは正しいですか?」という問題があったとします。

皆さんどう思いますか?

外見も、声も好き。少し話をしてみただけでときめいてしまう。 立派な仕事をしてるし、この人しかいない!

でも、数年後、モラハラとDVを受けることに…。

そもそも、答えなんてあると思っちゃいけないんですよね。 今はインターネットが発達してしまい、わからない事があるとすぐに検索できてしまうんです。

人生で大切なのは、自分で選ぶことが、何より重要ではないでしょうか?

ちなみに僕は優柔不断です。

なので、スパッと決められず、タイミングを逃したことも多くありますし、選んでからも、別のにしておけばよかった、なんて後悔をしています。

でもこんな言葉があります。

「自分に起こる全ての事象は自分にとっての最善」

これは僕が勝手に師匠と呼んでいるあだち先生という方の座右の銘です。

自分なりに意訳すると「自分で選んだから今ここにいる」なんですね。

他の道でも良いこと、悪いことがあったけど、自分で選んだ今の道が、一番良かったんだよ、と思えばいいんです。

とりあえず、やってみる。 優柔不断の皆さん、一緒に頑張りましょう!

今日はこの辺で。