人生は学ぶこと!現役消防士が紹介する勉強になる漫画(マンガ)!

ご無沙汰しております。 数少ない読者の皆様にはご迷惑をおかけしております。 ようやくこの備忘録的なブログを書く時間が捻出できそうになりました。 ですので、またよろしくお願いします。

とは言え、いつまで続くやら…。

マンガを読んで何が悪い!

さてさて、今回はマンガについてのお話です。

まずは質問。 「漫画ばっかり読んでないで勉強しなさい!」 みたいなことを言われたことはありませんか? よく聞く話なんですけど、実は僕は言われた記憶がありません。

というのも、うちは両親もマンガを読むからです。 週間漫画はジャンプとマガジンを毎週購入してもらってました。 それだけでなく、人気の作品は単行本も買ってもらってましたね。 当時だとドラゴンボール幽遊白書スラムダンクは全巻ありました。 親はゴルゴ13あぶさんを買い集めてましたが…。

そんな家庭だったので、上記のセリフは説得力がないせいなのか言われた記憶がないというわけです。 そもそも親子の会話でもマンガについて語ることがありましたし。 まあある程度勉強も出来ていたからうるさく言わなかったのかもしれませんが、今更知る由はありませんね。

とはいえ、今も少なからず漫画は娯楽だから控えろ、みたいな風潮はある気がします。 世界に誇る日本の漫画とアニメ、なんて語るのはもしかするとそれを売りたい側の情報操作なのでは?とか考えたり。 絶対悪とまでは言わないにしても、なくてもいいんじゃない?と言う大人はまだ多いはずです。

だからこそ皆さん、声を大にして言いましょうよ。 「マンガを読んで何が悪い!」と。

マンガから学ぶことだってある!

じゃあマンガは何か役に立つのか!なんて言い返されたら悲しいです。 多分その人、ちゃんとマンガを読んでないと思うんですよね。

ストーリー物のマンガは基本的にドラマです。 作品を読めば泣いたり笑ったり、感情が動かされます。 表情と合わせて心理描写もわかりやすく描くので、小さい子どもでも相手の気持ちを考え、汲み取ることができるようななります。

それこそ、マンガを読んで泣いたことないですか? 僕はあります。 さよならドラえもんは未だに100%泣きます。 あれだけはアニメの予告で流されても涙腺が崩壊します。

他にも青年向けのマンガだと、例えば政治的な内容が入ってきたりします。 ゴルゴ13は社会情勢の裏までを網羅してたりするんです。 昔の話を読み返すと、報道されるよりも前に事実が書かれていることもあったりします。 そもそも内容を理解するためには予備知識が必要だったりもしますが、そこは大人として頑張ってください。

それだけでなく、教材として存在しているマンガも存在します。 言わずと知れた「まんが日本の歴史」シリーズとかですね。 世界史もありますし、偉人シリーズもあるので一度は読んだことがあるのではないでしょうか?

それこそ同級生で、総合点だと平均くらいなのにやたらと社会の点数がいい友達とかいませんでしたか? 多分そいつはマンガで勉強してたんですよ。 家にまんが日本の歴史が全巻あったりとか。 逆に僕は当時読まなかったマンガなので、成績はいい方ではありませんでした。

そこは頑張れよ、僕の両親。

実際に役立てているマンガを少しだけ紹介

だから僕が結局言いたいことは、こういうことです。

あるものを否定せず、役に立てる方法を考えろ、と。

マンガは為にならないからだめだ、ではなく、読むからには何かを学び取れ、です。

読み終えて「ああ面白かった!」だけではなく、せめてどこのシーンが良かったかを語るべき。 どうしてそのシーンが良かったのか、まで深く考えられればなお良いでしょう。 そしてそれをあなたの人生の糧にしていけばいいんです。

ということで今回の締めは、実際僕が今役に立てようとしているマンガ作品を少しだけ紹介します。 あ、先に断っておきますが、個人的な主観でしか書いてませんのであしからず。 併せて、最新のマンガをあまり知りませんので連載が終了している作品のみです。

まず最初は暗殺教室です。

週刊少年ジャンプで連載されていた作品で、アニメだけでなく実写化もされました。 月を破壊してしまうほどの能力を持った暗殺者が、何故か進学校である中学の落ちこぼれ組の担任をするというお話。

万事に成通する知識と能力を持つ教師(暗殺者)が生徒を指導する。 教育の理想の一つです。 どんな考えを持って若い芽を育てていくべきか。 そして成長とはどういうことなのか。 殺せんせーの言葉が非常に心に染みるとともに、後輩を指導する心構えを教わることができます。

2つ目の作品は、ツマヌダ格闘街(ファイトタウン)です。

ストリートファイトを町おこしに利用した街で、イラストレーターを目指すオタク青年が謎の格闘技で勝ち進みます。 その格闘技とは、祖父から教わった武術であり、それを少年に教え伝える謎の美人メイド。 その武術のルーツは? そしてなぜ少年が巻き込まれたのか?

こちらは古武術に近い謎の武術が非常に興味深いです。 体格に関係なく、今ある身体を効率よく使う方法が細かく描かれています。 また、他の武術の解説もあったり、戦いがあったりと展開が飽きません。 僕はこの解説を参考に体を使うようにしていて、人を持ち上げたり器具を使ったりに役立てています。

さらには、青年の師匠である謎のメイドの教えが非常にためになります。 子育てしている今、読み返すと改めて感心させられてしまうほどです。

ちなみに、連載する雑誌が2度変わったという珍しい作品です。

そして最後に頭文字D(イニシャルD)です。

言わずと知れた、公道最速を目指す青年たちの成長記録です。 週刊ヤングマガジンでの連載当時はスポーツカーブーム終焉だったにも関わらず、マニアックな内容が逆に人気に火をつけました。

僕は免許を取得できる年齢になる前から読んでいましたが、免許取得後に読み返すと勉強になることが多かったです。 別に最速を目指しているわけではないのですが、車をコントロールする技術の参考になります。 そもそも僕の仕事って、水を多量に積んだトラックを運転したり、病人をベッドに乗せたまま走ったりする仕事なんですよ。 ただ道路を走れればいいというドラテクでは足りない何かを考えるのに、いいアイデアをもらっています。

今回のまとめ

とまぁ、さらっと3作品を挙げてみました。 今回はざっくりとしたあらすじや参考にしている点を紹介したのみにしてしまいました。

もっと具体的な内容については、改めて紹介していく予定です。 是非皆さんの参考になれるよう、きっちり説明しますのでよろしくお願いします。

その他にも知識や元気をもらっている作品は多くあるのですが、それはまた機会を見て紹介していきます。

ではまた。